Amazonを装って送られてくる「【【重要】お支払方法に問題があり、プライム特典をご利用いただけない状況です。」というメールが、実際には詐欺目的で送られている可能性が高いことをご注意ください。
このメッセージには、安易にクリックすべきでないリンクが含まれている場合があります。
この記事では、Amazonプライムの支払いトラブルを偽装したメッセージの怪しい点を具体的に解説し、皆様の不安を軽減できればと思います。
- プライム支払いトラブルを装ったメッセージの怪しい所
- メールに記載されたリンクはクリックせず、正規の方法で確認を
- 誤って個人情報を提供した場合の対処法
- 「【重要】お支払方法に問題があり、プライム特典をご利用いただけない状況です。」の内容
- 「【重要】お支払方法に問題があり、プライム特典をご利用いただけない状況です。」の怪しいポイント
プライム支払いトラブルを装ったメッセージの怪しい所
注意点①:一般的な宛名の使用
宛名が特定の個人宛てではなく、一般的な表現やメールアドレスのみを用いている点に注意が必要です。
正当な連絡の場合は、通常、問題が発生しているアカウントの所有者に明確な宛名で通知されます。
詐欺師は個人情報を知らないため、具体的な宛名を記載することができません。
注意点②:送信者アドレスのドメイン
送信者のメールアドレスがAmazonとは異なるドメインである場合があります。
たとえば、「amazon-support@example.com」のようなアドレスでは、正規のAmazonからのメールとは異なります。
正式な通知の場合、ドメインには「amazon」が含まれています。
ドメインとは@の右側の部分です。
@の左側は、メアドを作る際に自由に設定できるので、要注意です。
注意点③:リンク先URLの不一致
メール内のリンクがAmazonの公式サイトではないURLになっていることもあります。
例えば、「https://www.example.com/」のように、Amazonの名前が含まれていないURLです。
リンク先のURLをマウスでホバーすることで確認でき、これは詐欺のサインです。
メールに記載されたリンクはクリックせず、正規の方法で確認を
これらの詐欺メールに記載されているリンクはクリックせず、代わりにAmazonの公式アプリやウェブサイトを直接使用して、アカウントの状態を確認してください。
信頼できるソースからのアクセスが重要です。
実際に問題がある場合、公式サイトのマイページにも通知が表示されます。
誤って個人情報を提供した場合の対処法
万一、クレジットカード情報やその他の個人情報を提供してしまった場合は、直ちにカード発行会社へ連絡を取り、必要な措置を講じてください。
カード裏面の署名を確実に行い、個人情報の漏洩による迷惑メールや不審な電話に注意しましょう。
「【重要】お支払方法に問題があり、プライム特典をご利用いただけない状況です。」の内容
Amazonプライムをご利用いただきありがとうございます。
Amazonプライムの会費のお支払いにご指定いただいたお客様のお支払い方法が承認されないため、Amazonプライムの会費(税込500円)をご請求することができませんでした。
現在、Amazonプライム会員の特典はご利用いただけません。
7日以内にお支払方法を更新いただけない場合は、お客様のAmazonプライム会員資格はキャンセルされます。
引き続きAmazonプライムの特典をご利用されたい場合、お支払い方法を更新するには、以下のリンクをクリックしてください。
万が一、フィッシングサイトを表示してしまった場合は、絶対に個人情報等は入力せず、速やかにページを閉じてください。
支払方法を更新する
現在ご指定のお支払い方法が承認されない原因は、提携会社(クレジットカード会社等)の事情により異なるため、大変お手数ですがサービスの提供元会社に直接お問い合わせください。
GZ※本メールは、ご登録されたメールアドレス宛に自動的に送信しています。
ok※このメールは、受信メールを受け入れることができない通知専用アドレスから送信されました。このメッセージには返信しないでください。
今後ともをよろしくお願いいたします。
Amazonプライム会員の支払いに問題があったようにほのめかし、個人情報を得ようとするフィッシング詐欺メールです。
「【重要】お支払方法に問題があり、プライム特典をご利用いただけない状況です。」の怪しいポイント
「【重要】お支払方法に問題があり、プライム特典をご利用いただけない状況です。」という件名のメールは詐欺の恐れがあります。
このようなメールを見極めるためのキーポイントは下記のとおりです。
- 宛名が具体的な個人を指していない
- 送信元のメールアドレスが、Amazonの公式ドメインではない
- メールに記載されたリンクが、正式なAmazonのウェブサイトを指しておらず、「amazon」という単語がURLに含まれていない
Amazonを使う際にはとても便利な反面、怪しいメールには注意が必要となります。
不安を感じた場合には、そのリンクをクリックすることなく、直接Amazonの公式サポートに問い合わせをすることをお勧めします。
見慣れぬメールが届いたら、最初に宛名や送信元のメールアドレスを確認することが重要です。